聖体と愛徳のはしため礼拝修道女会日本代理区のホームページです。

召命 -Vocación-

Por amor  ~聖マリア・ミカエラの帰天~

2016年8月13日 | CATEGORY - 召命

1865年の夏、焼き付くような太陽は、スペイン国土を照らし、耐え難いほどの暑さはコレラの発生を招きヴァレンシアはものすごい病魔の猛襲に巻き込まれました。

その数か月前からミカエラは、死を予感してか、数人のシスターたちと共にグアダラハラの共同体に引きこもって修道院の諸事万端の整理に当たっておりました。

「これでやっと安心。どなたに修道院をお引き渡ししてもだいじょうぶです。」

ヴァレンシアから一通の手紙が届きました。「ひどいコレラの流行らしい。修道院も寮もやられてしまって。このままではいらえません。すぐにマドリッドへ帰りましょう。」ミカエラは叫びました。

ミカエラは直ちにマドリッドの本部へ戻って神の御旨を知るためにクラレット大司教とトレドの枢機卿の高見を求めました。

「最も賢明な方法はマドリッドに留まる事です。しかし最良の手段はヴァレンシアに出発する事です。」

その助言を受けて、8月18日 ミカエラは少しも躊躇せずヴァレンシア行きの決意を示しました。

8月22日 ヴァレンシアへのミカエラの来訪は暗い家を暖かい光で包みました。

8月24日 昼12時ころミカエラはコレラと診断され急激に重体となる。夜12時7分聖マリア・ミカエラ帰天。

同日(25日)、Srアンへレスと二人の寮生と共に。「聖女マリア・ミカエラ」(グロリア文庫)

 

ミカエラについての歌 ”Por amor”

 

「ひとりの女性がいました

 すべてを捨てて 人生を巻き込まれるままにしました

 なぜそんなことができたのですか?

 

 彼に捕らえられてしまったのです

 彼が彼女に会いに行かれたのです

 まるで恋をしているかのように

 エウカリスチアから彼女に語りかけられたのです

「わたしのミッションにあなたがほしい」

 

 愛ゆえに人生をかえ、愛ゆえに名前もかえ、

 エウカリスチアのイエスによって、日々生きる道しるべを見出します

 愛ゆえにすべてを捨て、主を選んだのです

  この女性ほどに自由な人はいないでしょう

 

 彼女の心は まるで炎を抱えているかのようでした

 くるおしいまでに自分を捧げ尽くしました

 傷を負ったただひとりの女性のために

 

 彼女はそんな人でした。どんな言葉や苦しみにも

 ひるみませんでした。彼女のただ一つの苦しみは

 傷を負ったただ一人の女性

 

 その種は彼女の死によって実を結んだのです

 彼女のミッションは広がり続けています

 ひとりひとりの心の中に

 「自分によって、ひとがいきるように」

 

Una muejer deja baile y diversion

y se complica la vida, me pregunto la razon

por que se siento atraida.

Es el Senor que le ha salido al encuentro

como joven que enamora le habla en el Sacramento:

“A ti quiero yo en mi obra”

 

Por amor cambia su vida,

por amor cambia su nombre,

por Jesus Eucaristia se desvive dia y noche,

Por amor renuncia a todo,

ha elegido a su Senor

y no hay esclava mas libre

que una esclava del amor

 

 

 

 

 

 

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